NODA・MAP「パイパー」を見る

nodamap0901.jpg■NODA・MAP 第14回公演 「パイパー
■シアター・コクーン
■出演・劇作・脚本・演出:野田秀樹
■出演:松たか子 / 宮沢りえ / 橋爪功 / 大倉孝二 / 北村有起哉 / 小松和重 / 田中哲司 / 佐藤江梨子 / コンドルズ /アンサンブル60人
■2009/1/4(日)~2009/2/28(土)
■S席-9500円/A席-7500円/コクーンシート-5500円
■見に行った日:1/25(日)
■14:00-16:05

最初にちょっと聞いた内容は、なんと舞台は「火星」だという。
火星に住む姉妹の話だという。
果たして、そんな宇宙物、ファンタジーな話って大丈夫かな?なんて思っていました。
最近は、すっかり現実的な芝居しか見てなかったし(笑)
2時間5分休みなくこの芝居は、限りなく私達に問題定義をして、だけど絶望だけじゃなくて明るさも残してくれました。
あっという間で本当に楽しくて、また野田秀樹の底力を見た感じ。
朋友は、「舞台って凄い!こんなことまで出来るんだ!って思った」と話していましたが、まさしくその通り。
舞台って凄い! 造り手だけでこれだけ色々できるのって本当に素晴らしい。
これだったらお金はらっても良かったって思える芝居でした。
「THE BEE」でも4人芝居で感動したけど、今回もすごくストレスが発散させられるような、、、
すごい良いお芝居でした!
また前日に、BS-hiで、やっていた「HV特集 サイエンスシミュレーション 人類火星に立つ2ドキュメント・火星への挑戦」ってのを見ていたので、なおさらすごく実感が沸いたというか、リアルタイムだったんですよね

そして今回はアンサンブルの効果がすごく良くて! コンドルブのメンバーの動きも最高に良かった!
そして主役二人の女優は、とってもやりがいのある舞台だったと思います!!

以下ネタばれありの感想
時は、火星に人類が降り立って1000年。ストアーと呼ばれる場所に住んでいる姉のフォボス・・(宮沢りえ)とダイモス・・(松たかこ)、父なのに、ワタナベ(橋爪功)と呼ばれる3人暮らしだが、ある8歳のキム君(大倉君)がやってくる。なんでも、巨乳の母(サトエリ)とストアで暮らすためにやってきたというのだ。

人間は鎖骨に生まれたときにおはじきを埋めてすべて記録しているという。
死んだ時に、そのおはじきを取りだし、ワタナベは集めていたものを、キム君に見せる。

そして人類が火星に降り立ったときの様子が映し出される
まるで風貌がユアサ弁護士のようなゲネラール(野田秀樹)が長となり、人々を連れ立って降りたときに、人間のサポートをするハイパーを開発したフィシコ(小松君)、ガウイ(田中さん)と、荒くれ者のビオラン(北村さん)が話を進める。
人間の幸せを数値で表すといった事を推進し、777から8888無限の幸せを目指そう!
とするのだけど、ゲネラールの子供が生まれた一番幸せな日、ビオランに撃たれて死んでしまう。
幸せの種がまかれ、悪という種がまかれ、そしてガウイが野菜の種をまいた日から、火星は変わっていく・・・

現代にもどり、キム君に過去をみせながら火星の食生活の歴史を記憶させようとするワタナベ。
そして、過去をみせることによって、だんだんとどうしてこんな火星になってしまったのかを、知る事になり、、、、500年前、最後は、自分の母親の記憶を 妹のダイモスは見る事になる。

今回、宮沢りえが姉だったのだけど、いつものりえちゃんの甘い声じゃなくて、ドスのきいた低い声で男らしい姉を演じてました。
そして妹は、生まれてからストア付近から出た事のない、世の中を知らない女の子でした。

宮沢りえの台詞で、生きるために人はエネルギーを奪い続けるみたいなのがあり、それは今の地球のこと言ってるんだなぁ~と。
火星の1000年の歴史は、まさに地球の歴史を見せられているようでした。

パイパーは、幸せを補佐する機械だったのだけど、彼らはすべてをゼロ・・リセットするために、破壊を繰り返したのでした。

だんだんと現実に戻って見せる手法はありきたりかもしれないけど、だけどその度に最初の志とかそういうのが変わってきていて・・・犯罪者だった祖先をもつ人が500年後には指導者になっていたり、そういう流れも面白かった。

とにかく役者がみんな上手だったので、物語に集中する事ができたし、相変わらず言葉遊びは冴え渡る感じで。(火星府というのが出来て 火星府は見た! ・・とか笑)

姉妹が二人で舞台中央で手をつないで、単語を5分間ぐらい交互に言い合う場面は圧巻でした。
その台詞の中で、「意味のない陶器の手をまねいている猫だけが生き残る」っていうのが残ってます。
遊眠社時代の、円城寺さんと竹下明子さんを思い出した。(半身とか小指の思い出とか)

舞台美術も最高で!というか、今回後ろのほうの席だったんだけど、全体的に見る事が出来て、本当に良かった!
役者の表情とか全然みえないわけじゃなかったし、60人のアンサンブルの動きや、パイパーたちの動きとかも近くより、良かったと思う。
音楽もすべてクラシックだったし・・・(いつもだけど)

最後は、ダイモスが待ち続けていた恋人が戻ってきて、妹も恋人達とストアから旅立っていくという。

あーもう一回見てもよいぐらいの舞台ですた。
最後のカーテンコールで真ん中に野田さんが立ったんだけど、、、すっごい小さくて!
・・・なんか年々見るたびに縮んでる気がするーとか思ったんですが、今回男性陣が、ほとんどが、175cm以上あるでかい人達だったんですねぇ(笑)
松さんも、宮沢さんも決して小さくないから・・・(笑)
北村さんとかかっちょ良かったですぅー(爆)

あっテレビで知ったんですけど、日本から火星まで通信11分かかるそうですわ。
・・・11分もあったら、何かあったら死んじゃってるね。って思いました。

そして野田さん、東京芸術劇場の芸術監督に就任したんですね!驚きーーー
8月にあのロンドンでやった「THE DIVER」が日本語バージョンでやるそうで。
うーおーこれは絶対に見に行きたい。

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